大腸ポリープ切除

大腸ポリープとは

大腸粘膜にできたイボのように突起したできもので、良性の腫瘍を大腸ポリープと言います。腫瘍性と非腫瘍性に分けられ、そのほとんどが腫瘍性でそのまま放置すると大腸がんに進行してしまいます。大腸ポリープは、主に直腸・S状結腸にできます。

大腸ポリープと大腸がんの関係

大腸カメラほとんどの大腸がんは、大腸ポリープががん化しています。このため、大腸カメラ検査でポリープが発見された場合は、その場で切除してがん化するのを防ぎます。大腸ポリープは腫瘍性と非腫瘍性とに区別され、ポリープのほとんどが腫瘍性です。
なお、非腫瘍性であっても、過誤腫性・炎症性・過形成性ポリープに分類され、そのうち過形成性ポリープはがん化する可能性がるものもあります。
大腸がんを予防するためにも、5mm以上の大腸ポリープは見つかり次第切除することをお勧めしております。

大腸ポリープの症状と予防

大腸ポリープは、目立った症状はありません。ただし、ポリープが大きくなると腸内で硬い便と擦れて出血することがあり、血便の症状となって現れます。この場合、便潜血検査陽性となります。その他、下腹部の張り、腹痛、粘液の混ざった便などの症状が出ます。
大腸ポリープは、高脂肪や高たんぱくの食事、暴飲暴食、喫煙、肥満などが主な原因とされています。このため、大腸ポリープを防ぐためには、これまでの食事習慣を改善する必要があります。高脂肪食を控えて、野菜や果物を多く摂取することが大切です。また、日常生活に適度な運動を取り入れて、肥満を解消することも大腸ポリープの予防に繋がります。

日帰り大腸ポリープ切除を行っております

当院では、大腸カメラ検査時に発見したポリープはその場で切除可能です。日帰りで受けられますので、入院する必要がありません。
ただし、ポリープの数が多い場合や、大きすぎる場合は、入院が必要になる場合もありますので、連携施設にご紹介の上、切除を行います。

当院の日帰り大腸ポリープ切除

当院では、以下の3つの切除方法で切除を行っております。

ポリペクトミー

スコープの先についたスネアで大腸ポリープを引っ掛けて切除します。高周波電流で焼き切るため、止血する効果があります。ただし、熱による周囲の炎症や穿孔を起こしてしまう可能性があります。

コールドポリペクトミー

スコープの先のスネアでポリープを引っ掛けて切除しますが、通電はせず締め付けて切除します。止血効果がないため、出血しますがこの場合も自然に治癒します。熱による周囲へのダメージがないため、炎症や穿孔を起こすリスクはありません。

内視鏡的粘膜切除術(EMR)

隆起していない大腸ポリープを切除する際に用いられる方法です。ポリープの皮下に生理食塩水を注入して隆起させます。隆起した部位にスネアを引っ掛けて焼き切ります。隆起しているので、通電によるダメージを抑えられます。

大腸ポリープ切除後に痛みはあるの?

大腸ポリープは大腸粘膜に生じます。粘膜には痛覚神経がないため、ポリープを切除する際も痛みはありません。ただし、ポリープを切除するには技術が伴わないと合併症を起こす恐れがあります。当院では経験豊富な内視鏡専門医が行うため、安心してご相談ください。

大腸ポリープ切除後の注意点

大腸ポリープ切除後は、出血など合併症を起こすリスクがあるため、以下の点に注意してください。

  • 1週間程は激しい運動を控えます。
  • 1週間程は長時間の車の運転や長距離の移動、飛行機の移動は控えます。
  • 1週間程はお腹に負担のかかる姿勢や動作を控えます。
  • 切除当日の入浴はせず、シャワー浴で済ませます。
  • 切除後は脂っこい高脂肪食や香辛料などの刺激物は控えます。
  • 胃腸に優しい食材を選んで食べましょう。
  • 飲酒も血行促進させるため控えます。

大腸ポリープ切除費用

負担 料金
1割負担

8,000~10,000円

2割負担 16,000~20,000円
3割負担 24,000~30,000円
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